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2014年4月

カムイ八王子整備工場

カムイの駐車場は、店の前と、裏手と、店舗の一階にありますが、一階は雨が降っても雪?が降っても全天候の為快適です、整備をするには、正にうってつけです、店側としては個人の責任において使っていただければ、と思っています、他の方に迷惑がかからないように、(近所の方々へは特に)お願いしています。もちろん当店は、商売ですので買い物をした物の取り付け、大歓迎です、他店の物はちょっと困ります。それと、レーシングチームの方々の、マシーンの整備も、大歓迎です。とにかく、楽しくすごしていただきたいと思っています。

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ジョグポシェフロント周り修理

 

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グランドアクシスボアアップ組み込み

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こちらもジョグポシェ、セッテイング

小さな整備からエンジンを降ろしての重整備、マシーンセッティングまで思い思いに整備に没頭しています。まだまだ2サイクルも現役です。

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レーシングチームの方々も整備中

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交換部品(フレーム)やら工具まで整備の前準備です。

このように、みなさん思い思いに楽しんでます、整備する方は一言スタッフまで声をかけてください、また、整備の疑問など、わかる範囲でアドバイス いたします。

SS 1/32mile 挑戦への決意

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先日、お客様からの依頼で、原付の廃車手続きをした際、ナンバーを車両よりはずし、ふと裏面を見ると、そこには当時そのスクーターを選んだ意味が書きこまれてありました、一つの目標目指し、スクーターを今まで楽しまれてきたのですね。車種はグランドアクシス100でした。

 

最近の4サイクルスクーター

最近と言っても、キャブに替りインジェクション車になってから、突然圧縮がなくなりエンジンがかからなくなる症状を経験するようになりました、原因はバルブにカーボンが噛んでしまい圧縮がなくなるようです、当店ではこのような時、本来ならばエンジンをばらしてカーボンを除去するのですが、と前置きをして、以下のような作業をします、この症状の場合、ピストンが焼き付いているとか、リングがへたりすぎているとかも考えられるので、エンジンオイルのメンテナンス状態なども確認します、それを踏まえた上で、作業開始です。

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インジェクタを取り外します。今回の車両は、ホンダトゥデイです、スズキでもヤマハでも同様のことが起きています。

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キャブクリーナ(泡タイプの強烈タイプ)をインジェクターの穴へ噴射、この作業を時間を置き2,3度繰り返します、キックペダルに踏みごたえが戻ったら完了。

 

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エンジン始動とともに、マフラより白煙が勢いよく出てきます、キャブクリーナが燃えた煙です、暫くすると煙も収まり、何も無かったかのように、調子よくアイドリングがつずきます。

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今後このようなことが起きないための処方箋です。

ヤマハ純正ヤマルーブPEAカーボンクリーナ

ヤマハですが、ホンダ、スズキも使えます。

一般的に販売している物は車用のタイプが多く原付などの小さな燃料タンクには少量の添加の為計量しないと、目分量とはいきません、多く入れると最悪エンジンがかからなくなります、その点このボトルには計量カップが付属されており、おまけに1 リッターごとの添加量早見表(当店販売の物だけのおまけ)がついてます、添加するタイミングはエンジンオイル交換時を目安にしてください、止まってしまう前にぜひお試しください。購入は、メンテナンス・オイルのコーナーにあります。

 

アドレスV125 O2キャンセラー登場

今月もお楽しみ、モトチャンプの発売となりました。独断と偏見で、気になる記事をピックアップします。

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表紙のタイトル タイマン

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なんと鈴鹿を貸切、フェラーリも、なんとゴージャスな、それにあの朝倉選手も出場している、なんて豪華なんだ!

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今回の一番のうれしい記事は、157ページのアドレスV125 O2キャンセラーの紹介です。カラーページでそれも大写し、現物は小さいのですが存在感のあるフォルムです、それに、現車に取り付けた写真まで載せていただき、モトチャンプさんありがとう。次に、18ページからのエニグマによるFI車のマップ作成のノウハウ、これは非常にうれしい記事です、お店で販売しているのですが、説明がへたなので、なかなかお客様に伝えられません、マップの作り方も、これでイメージがわいてきます、単なる増量スイッチだけの物とは、明らかに違いを感じ取れるはずです、それにコントロールしている感が、より以上楽しくさせてくれます、FI車をお持ちの方はノーマル排気量でも、チャレンジしてみてください、リミッターカット機能や、タコメーターとしても使えます、次の時代を体験してみてください。

 

 気になった写真

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ヤマハ4サイクルギヤ(新聞配達号)ボアアップ作業

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まずはエンジンと車体の分離です。車体は宙に浮いてます? 4ストジョグもそうですが、外さないとボアが組めません。

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腰上分解完了、ノーマルシリンダーと、ボアシリンダーを並べてみました。

実は今回、キタコのボアアップをギヤに組み付けるのは初めてで、キタコでも適合外、とのことで心配でもありました。この車両自体も、かなり走りこんでいて走行距離も下の写真の通りです、日常のメンテナンスが良かったのでしょう、走行距離の割にコンディションよさそうです。

 

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さすがヤマハが世界に誇るビジネスバイクまだまだ現役です。

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万キロのピストンです、リングの張力?も残っています。

 

 

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ハイカムを入れるためバルブスプリングの下側シリンダーヘット部(削って光っている部分)を削ります、ここを削らないとカム山が干渉します。

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いよいよ最終段階、I-mapを取り付けて完成です、とりあえずMAP 2 を選択しました。

 本日出荷、馴らしが終わってからが楽しみです。当店では4サイクル ギヤのボアアップも、お引き受けいたします、全国の新聞屋さんお待ちしてます、なお排気量変更に伴う書類もこちらで、作業終了前に作成いたしますので(無料です)車輌お渡し時には、原付2種登録済み(黄ナンバー)にて乗って帰れます。