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今日のPIT

最近の4サイクルスクーター

最近と言っても、キャブに替りインジェクション車になってから、突然圧縮がなくなりエンジンがかからなくなる症状を経験するようになりました、原因はバルブにカーボンが噛んでしまい圧縮がなくなるようです、当店ではこのような時、本来ならばエンジンをばらしてカーボンを除去するのですが、と前置きをして、以下のような作業をします、この症状の場合、ピストンが焼き付いているとか、リングがへたりすぎているとかも考えられるので、エンジンオイルのメンテナンス状態なども確認します、それを踏まえた上で、作業開始です。

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インジェクタを取り外します。今回の車両は、ホンダトゥデイです、スズキでもヤマハでも同様のことが起きています。

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キャブクリーナ(泡タイプの強烈タイプ)をインジェクターの穴へ噴射、この作業を時間を置き2,3度繰り返します、キックペダルに踏みごたえが戻ったら完了。

 

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エンジン始動とともに、マフラより白煙が勢いよく出てきます、キャブクリーナが燃えた煙です、暫くすると煙も収まり、何も無かったかのように、調子よくアイドリングがつずきます。

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今後このようなことが起きないための処方箋です。

ヤマハ純正ヤマルーブPEAカーボンクリーナ

ヤマハですが、ホンダ、スズキも使えます。

一般的に販売している物は車用のタイプが多く原付などの小さな燃料タンクには少量の添加の為計量しないと、目分量とはいきません、多く入れると最悪エンジンがかからなくなります、その点このボトルには計量カップが付属されており、おまけに1 リッターごとの添加量早見表(当店販売の物だけのおまけ)がついてます、添加するタイミングはエンジンオイル交換時を目安にしてください、止まってしまう前にぜひお試しください。購入は、メンテナンス・オイルのコーナーにあります。

 

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