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N-MAX

NMAX燃焼室拡大

NMAXの燃焼室を拡大しました、目指せ11cc。

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リューターで粗削り作業終了、この後仕上げ作業になります、ここまでの前には、型紙を合わせながら外周を決めていきます、外周ができたところで、次に容積分を削っていきます、私は要領が悪いので1日かかります、削る前準備として、燃焼室のカーボン落とし、ヘット面整え、バルブすり合わせなどを行い、目標の容量に合わせる為、削って、燃焼室容積測定の繰り返しです、1ccの容積でも、なかなか大変です、シングルエンジンですので一つで済みますが、マルチシリンダーをチューンしているショップさんは大変ですね。

 

 

NMAXマフラー改造

NMAXのマフラーを改造してみました。

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 後はグラスウールを入れて外壁を溶接して完成です、一般道走行にはお勧めしておりません、触媒を取り除く大変さをわかっていただきたくて公開しました、話のネタにご覧ください。

 

 

 
 
 

 

 

NMAXボアアップ

新しい拠点に移動しても、ボアアップは続きます、グリファス登場以来TTMRCでもグリファス寄りの製品に進化しています、エンジンの基本設計はエアロックス155がベースでそこからグリファスへと進化し、NMAX2型も同様のエンジンへと進化しました、NMAX1型のエンジンは他にトリシティーのみとなりました、エンジン内部の相違点としては、クランクシャフト、オイルポンプ、シリンダー、カムシャフト回り、シリンダーヘット、セル駆動方式、などこれだけ挙げれば別のエンジンみたいです、でもボアアップはできます、今回のボアアップでも使用したのはグリファス62mmシリンダーです、グリファスに比べNMAXのヘットは水通路がボアの内側に寄っているため、62mmが無難と思われます、新しいシリンダーはカムチーェンテンショナーの位置が移動した為、カムチェーンスライダーも同時交換です。

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TTMRC62mmボアアップキットです、すでに全数新しいロットに変更となっています、カムチェーンテンショナーの位置が変わったためカムチェーンスライダーも同時に交換した方が良いと思われます、中にはそのまま使っている方もいらっしゃいますが、交換をお勧めです。

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いつもの風景です。

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カムチェーンスライダーも同時交換です。

 

 

 

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今回はお客様の要望でエニグマを取り付けました、バッテリー収納スペースには接続カプラーが占拠しているためサイドカバーの内側に固定です、それとインジェクターも交換です。

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今回付けたのはオートゲージのワイドバンド空燃比計です、これもお客様の要望でハンドルカバーにビルドインです、数値が読めると安心です。

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今回慣らしの為にざっくり作ったマップです、VVA作動時期を6000rpmにしてあります、6000rpmからの変化が顕著に表れています、当初STDインジェクターで測定したところ、6000rpmからは2500まで燃料を増量しても空燃比は14以下に濃くならず(VVA作動後)、150ccインジェクターに交換してこのような燃料グラフになりました、今回の仕様は、抜けの良いマフラーとエアークリーナーボックスもカスタム品を装着した為、この変化も大きいのではないかと思います、こんな感じで空燃比13圏内に落ち着きました、シグナスXなどは、空燃比12圏内で合わせている方々が多いようですがNMAXは高負荷をかけた時以外は、13圏内で十分でした、水冷で冷やすとあまりガソリンの力を借りなくとも冷却には余裕出来るのでしょうか、お客様は、これから慣らしをしながらMAPを煮詰めていかれます、楽しみですね。

 

 

今日はNMAX

今日はNMAXの125ccから、155cc純正仕様のボアアップです、125からお手軽ボアアップです。

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これがネットで良く取引されている125を155にするキットです、ここで間違えてはならないのがECUです年式によって使えませんので販売元へ要確認です、場合によってはECUを捨てることになります、このキットの他にデコンプのシャフト、テンショナーガスケット、サーモパイプのOリングも同時交換したいものです。今回はECUは使えませんでした、国内純正を調達しました。

 

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155のピストンです中央部が凹んでいます、これはシリンダーヘットが同一な為、圧縮を調整する為の凹みです。ストロークは同一です、しかし細かい事を言えばクランクシャフトは、品番が違います、レシプロバランスの違いからでしょうか?

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125、155のシリンダー打刻です。ベースガスケットは同一です、他のボアアップキットにも純正で使用できます、純正は表面コートがしてあるので155の初期にあったフライス傷もカバーできます。

 

 

 

 いよいよ組み付けです。マニュアルに従い組み付けです、もしマニュアルが手元に無い場合は当店のボアアップキットのページに開示していますので参考にして下さい。

 

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こんな感じで組み上げていきます、いつ見てもSTDのシリンダーを見ると綺麗に円周上にピストンの当たりが見えます、普通は縦方向に当たりが付くのですが、これがオフセットシリンダーなんでしょうか、ボアのシリンダーには縦方向のあたりが出ます、シリンダーのオフセット値が変わるのでしょうか?ヤマハは凄い。

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組み終わりしばらくするとFIのチェックランプが点灯調べてみるとP0507、アイドリングが高いとの警告、調整しなおして再始動、問題解決、2019~2020は閾値が狭くなっている気がします2018以前は警告等が点灯した記憶が有りません当初1900rpmでしたので1600rpm付近に調整しました。今回の車輌は2020です。

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当店販売中のOBDⅡスキャンツールです、ECU内部の数値を読むことも出来ますし、FIのチェックランプを消去することが出来ます、最近のチェックランプは修理してもチェックランプが消灯しません、ヤマハ純正のお世話になります、高い整備機器が無い当店では作業時には大変助かります。

 

 

 

NMAXにツインインジェクター

無いものは作る精神でK氏やってくれました、シグナスX系で流行りのツインインジェクターですが、なんとNMAXでツインインジェクターを付けてしまうとは、ECUはaRacer スーパー2を使用し見事にコントロール、ワイヤーハーネスはもちろん純正NMAXの物で、ECUはaRacer限定品のNMAX用です。

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よく収まりました、バッテリーは場所を取られてますが大きなスロットルが大迫力、まさに努力のたまもの、これをスパー2でコントロールしています、さすがにmini5ではコントロールできなかったそうです。
 

NMAX 65mmボア用ヘットガスケット

TTMRCからヘットガスケットの販売です。TTMRCからはNMAX用65mmボアアップキットは販売されていませんが、65mmボアを使っている方々が入手できずに困っていることを伝えたところ、なんと作ってくれました。

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いかがでしょう、素晴らしい出来です、今回小ロット生産の為、数に限りがあります、ご購入はお早めに。

商品ページはこちらから。

Tricity vs NMAX

NMAXのボアアップなどのカスタムが増えている中、侮れないのがトリシティーです、まだまだ告知不足で問い合わせの中に、2バルブエンジンのボアアップの相談もあります、基本的に型式2Cの物は2バルブエンジンなので当方ではボアアップが用意できません、型式BU,BR,BBの物は4バルブエンジンでVVA装着モデルですので、NMAX、エアロックスと基本同型エンジンです、それと現在確認できている、燃料コントローラーaRacer はこの4バルブエンジンに適合します。

今回入庫したトリシティーの紹介です、キット価格、及び交換工賃は商品ページをご覧ください。

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基本的にエンジンを下ろします、NMAXは載せたままで作業が出来るのですがトリシティーは無理です。シート下カバーはaRacer をつける際外しますのがエンジンを下ろすだけならこの状態で問題ありません。

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エンジンはNMAXと同じです、みなれた風景です。エンジンが下りていたほうが作業自体楽ですので、NMAXもこの方が良さそうです。

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aRacerのキットはそれぞれの場所に固定していきます、マジックテープやテープや防振ラバーを間に挟みます、念のためタイラップ固定です、O2センサーのカプラーはマフラーを外す際取りやすい場所に出します、今回の場合はガソリンタンク右下です。

 

 

 

NMAXプーリー入荷

欠品していたNMAXのプーリーが入荷してきました。

 

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NMAX125,155,シグナスグリフィス(6型)、トリシティー(VVA付エンジン用)、エアロックス155、など広く対応しています、台湾の春節前の最後の便です。どうぞお早めにご注文お待ちしています。

NMAX 純正部品コーナー完成

NMAXのエンジン修理を行う方が増えてきましたので、エンジン部品純正コーナーを作りました、ボアアップなどエンジンをばらして、あ!ガスケットがと言ったとき、お役に立ちます。

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通販でも対応しますので、お気軽にお問い合わせ下さい、またお問い合わせのお取り置きもいたしますのでご利用下さい。

こんなの考えています。

マニーホールドです。NMAX用です、サイズは大きいです。

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