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今日のPIT

モンキーカスタム

今回は4ストミニの雄モンキーです。たくさんのカスタムパーツ類が販売されていて目移りマシマシです。お客様の個性が出てくるマシーン作りのお手伝いですが、もちろんパーツチョイスはお客様、何をしたいか打ち合わせです、今回はヘットライト持参です。

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お客様のカスタム方向性に合わせ、持ち込まれたヘットライト、これに合わせメーターの移設に伴いメーターステー製作、各スイッチ類の移動、配線の加工、そのほか追加フォグランプの取り付けなど、アドリブ満載です。

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最近の流行り?綺麗です。

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ヘットライト交換によりサイドに鍵を移動しました、モンキーなどの4ストミニはカスタムの定番として、もはや定着してます、単なる流行りではなく、時とともに進化しています、これからも進化続けるのでしょう。

 

 

 

 

 

リード125 JF45 エンジン不調

ホンダ リード125のエンジン不調の修理です、症状はアイドリング不調、始動性が悪いとの事、最近FI車が多いので、アイドルソレノイド、インジェクターの詰まり、スロットルボディーの汚れ、エアークリーナーの汚れなどありがちなところから見ていくと、なんとも改善無、プラグ、そしてエンジン本体とだんだん深みにハマっていく事に、結果的にはバルブクリアランスに原因が有りました、インテーク0.05mm、エキゾースト0mmと、なんとこんな事が、規定値のインテーク0.1mm、エキゾースト0.24mmに調整して一件落着、かなりバルブシートとバルブが摩耗していることでしょうが、とりあえず様子見です、またクリアランスが詰まってくるようでは分解してとなります。

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さすがホンダ車です外装の巧みな組み合わせあちらこちらに隠れているビス類素晴らしい。

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圧縮上死点はカムスプロケットの凸部で合わせます、近代のエンジンらしくローラーロッカアームです。

 

 

シグナスX 充電不良

大人気のシグナスXもかなりの年月が過ぎ各部の劣化部品が多くなってきました、特に電装系は厄介です、配線はつながっているが導通抵抗などで予定の出力が出ません、今回はバッテリーの端子電圧は12.5Vぐらい出ていますが低すぎです調べていくとステーターコイルが断線していました、スター結線コイルの1本が断線です、別の修理したシグナスXはレギュレーターからバッテリーまでの配線が導通抵抗で出力が出ませんでした、できればメインハーネスを替えたいくらいです、この様な電気トラブルが多いです、ボアアップしてもこれではチカラ半減です、特にFI車はそれだけでもパワーアップになります。

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付けていた断線ステーターとお客様が予備で持っていたステータコイル、どちらもダメなので新品登場

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断線はしていませんが焼けていますこれは、アウト

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バッテリーの端子電圧測定、やれば出来ますね、合格

 

 

Tricity125(2バルブエンジン)でも aRacer miniX 装着

Tricity125 2バルブエンジンの最初のモデルです、型式は2CM9,2CMB,2CMN,2CMT、となり車体番号はSE82Jー~始まるモデルです、販売年度は2014年8月から2015年12月まで、ヤマハさんの年式区分は2015~2016年とちょっとややこしい、モデル名はMW125、MWSは4バルブエンジン(ブルーコア)に替わります、この二年間の販売時期でも中古車市場には手ごろなものを見つけることが出来ます、当店のお客様でボアアップして、インジェクターを交換して楽しまれていたのですが、ついに aRacer 装着となりました、燃料の増減、点火時期、空燃比の設定など思いどうりです、まずは構成とスマホ画面を見ていただきましょう。

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miniXとAF2を取り付けます。

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STD ECUはシート下右側面にあります、AF2も近くに装着です。

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マフラーにはO2センサーボスを溶接して取り付けます、このセンサーはAF2の付属品です。

 

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各機器類を接続してスマホをWi-Fiに繋ぎ出てきた画面です、これがトップページです。

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何も調整せずエンジンを掛けます、基本のMAPはSTDの125なのでエンジンは掛かります、インジェクターを大きいのに変えてあるため濃い感じです、フューエルベースの項目から全体の燃料を絞っていきます、この車両はこのぐらいで落ち着きました。

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オートチューンを掛けた時の目標空燃比ですもちろん自由に変えられます、オートチューンは水温(空冷車は油温)が60度を超えなくては作動しないのでしばらく暖気して温めてから細かい調整に入ります。

 

 

 

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 このようにかなりの項目が調整可能です、アイコンの中に斜が掛かり赤い鍵のマークのアイコンは課金することにより使用種ることが出来ます、この状態でもかなり遊べると思いますがいかがでしょうか。ご注文はこちらから

 

XFORCE ボアアップ

ヤマハ XFORCE のボアアップです。

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ヤマハ XFORCEとボアアップキット

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箱を開けるとこんな感じです。

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パーティーアップさんで販売してます、もちろん当店でも在庫有ります、価格58300円(税込)です。

 

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エンジンを外さなくともシリンダーが外れます。

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ヤマハの特殊な表面処理の施したピストン。

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ピストントップにはTRHCのロゴ入り。

 

 

 

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シリンダーはNMAXト共通らしいです(テンショナーの取付位置)。

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デコンプカム付カムスプロケット。

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ボアアップと付属のインジェクターを交換するだけの簡単ボアアップ。

 入門用と言えないキットです、十二分にボアアップを楽しめます。

 

Tricity

トリシティー125(4V)フロントフォークは4本!

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でもスプリングは2本、前側のフォークはオイルタンクでですね、面白い。

今日はHD

今日の作業はHDのハンドル交換です、お客様の付くであろうハンドルが送られてきて、とにかく付けてみました、無事完成。付くんじゃないかなで発想が始まる、HDの魅力は正にアメリカン、自由な発想にあると思います、思う存分イマジネーションを働かせて楽しむ、そこに形にはまり込まない自由が有ると思います、HDに限らずバイクはそんな楽しみ方でいいんじゃないかな、ボアアップ然り。

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FLソフトテイル、当時は新車でした、今なお健在。

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典型的なアメリカン野郎1960年代のひとこま。

 

 

 

 

NMAX お前もか

トリシティーのエンジンハンガー折損をブログで上げましたが、当店にも2018年モデルのNMAXが有ります、同じような形状のエンジンハンガーですので、もしやと思いメットインを外し点検してみるとなんと、塗装面がはがれていました、毎回強い力が掛かっているみたいです、事故車見積もりのときフレーム溶接部分がよく塗装が剥げています、まさにこの状態と同じです、事故の時に強い力が働きゆがみ、溶接ビートの境目の塗料がはがれます、このぐらいにエンジンハンガー部に毎回力が働いているのでしょう、でも強度が有れば変形はしないと思いますが、接合部の強度が足らず鋼材の変形が続いているのではないでしょうか、材料の専門家でないのでこんな想像でしかありませんが、いずれ破断することは想像つきます。

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トリシティー 重大発表

エンジンハンガーが折れました、転倒しなくて良かったです、まさかこんなところが折れるなんて、写真の錆の具合など見ると少しずつヒビが進行していき、最後破断、分離、と言った感じでしょうか、参考までにヤマハさん(整備相談センター)に相談してみました、すると年式も古いし、走行距離を見ても、ヤマハとしてはなんとも、ですね、えっ、最初に新車を買った時の補償内容を文面どうり取るとそうゆうこと、年式2018年、走行距離7万キロ、がしかし、ここが自然に折れるんですね、なんとかタイマー発動ですか、こんな箇所日常点検項目にないですね、普通点検しません、車検もないし、車検が有ったとしても発見は難しいでしょう、この手のハンガーはトリシティー、NMAX1型などが使われていますので、使用されている方はぜひ点検してみてください、最近旧車ブームで古い車両多いですが、十分注意した方がよろしいですね。

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まだまだアドレスV125

まだまだ、あの名車V125は健在です、がしかしメンテナンスは必要です。

今回充電不良で入庫、ステータコイルの出力点検の為測定前の抵抗値のテストで、コイル端子がボディーアースしています、測定前にしてコイルアウトです。コイル焦げています、配線も1本断線していました。

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