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保険修理顛末

 

今年の5月初旬、当店の代車が、事故で全損になってしまいました、お客様は転倒をしてケガをしてしまいました、バイクが全損なのに、幸いケガは入院するほどではなく通院で完治するとの事でした、代車のV125は全損だったのですが、T保険屋さんが相手の保険会社だったので、全損特約と言う保険システムで修理することが出来るとの事でした、このシステムが無ければ補償額2万円です、2万円では新しい125ccの代車は用意できません、ほんと保険はありがたいですね、この話を聞いて安心しました、と同時に保険の重要性を再認識しました。

さてV125の修理の方は、当店の代車だったので、他のお客様優先で作業の合間に少しずつ直していきました、と言うのも、相手の自動車が8月か9月に車検があるのでそれまで修理をしないとの事で、修理をしないと言うことは、それまでの間修理代金は支払われないと言うことです、もちろん示談の話もできません、なんとも身勝手なことです。

この話を聞いた時にには、バイクに乗っていた本人も怪我をして通院しているので、事が上手く収まればと思い、良いですよと返事をしました、過失割合も出ていませんでしたから、それに本人も相手のことを考えて、人身事故扱いにはせず物損にしたらしいです、事故の当事者の思いがまさに間逆です。

やっとV125は直ったのですが、修理代金がいまだに支払われません(9月25日時点)、、、、実際にこの5ヶ月間、結構長いですね、今思えば、別に過失でもめているわけでもなくこの長い時間、疑問が残ります、T保険屋さんの立場では、保険金支払いを先延ばしできるので、都合が良いのですかね?、そこで、いまさらですがT保険屋さんに聞いてみると、T保険屋さんの立場では、契約者がいつ修理に出しても関係ないそうで、関係ないと言うことは積極的に契約者には働きかけないと言うことらしいです(無駄な仕事はしない)、今回の場合は9月に車の車検が切れるので、その時に事故の修理も一緒に行う予定で進んで来ましたが、事故はお互いに悪いところがあり起こる物ですが(100対0は別として)まさに自分勝手な言い分です、このような時一般常識をアドバイスするのが保険屋さんだと思うのですが、いつ事故の示談をしても”自由”らしいです(何年かかっても)、このような対応はT保険屋さん内部の決まり事だと思うのですが、すべての保険屋さんが、こんな対応のはづありません、人は嫌なことは先延ばしにして忘たいものです、もしかすると修理代金を払ってもらえないのでは?  過失割合は9:1でバイクの過失が1割です、車の修理がいつになるか分からないとの事です、この事故車が日常に通勤に使用している車輌だったらと考えるとゾッとします、お客様はこの間車輌を使うことが出来ません、全損特約を使用すると修理が全て終了していることを最後に確認してから支払いの手続きに入ります、部分的に直して使い出すと、全損特約の範囲を外れてしまいます、この場合は当店としては、お客様に修理代金を立て替えていただくことになります、10万円以上の修理代金立替はなかなか大変です。

今回の保険会社の対応は、自社の契約者の立場を一番に守ることで、素晴らしい対応です、たぶん一番利益を出していることでしょう、何度か交渉の為電話連絡しましたが、その対応も素晴らしく、毎回電話口の対応者が変わります、そして毎回、担当者じゃないので分かりませんと答えてくれます、まさに完璧な防御です、お見事、バイク側の保険屋さんはこの話を聞いて、呆れていましたが、同業者としてはこのでたらめさ、手ごわい!と思ったことでしょう。

修理代金はやっと9月末に頂くことが出来ました、保険会社最大手のT保険、大手は怖いですね。まさに善意が裏目に出た件でした。

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