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シグナスX

シグナスXカスタム

シグナスXのカスタムです、今回はTTMRCの68mmシリンダーを組むことが目的です、組むことに対しての第一番目の問題は精度よくクランクケースのスピゴットホールを開けることです、クリアランスは0.5mm、そして切削の深さはできる限りオイルラインを残したいのでタイトに仕上げます、ベースパッキン1枚分ぐらいでしょうか、この様な加工は私はできないのでプロの機械加工屋さんに任せます、次の問題はどのぐらいオイルラインが残るかです、このオイルラインとはベースパッキンのオイルラインではなくクランクベアリングに向かうオイルラインです、クランクビックエンドの潤滑の為のラインなので重要です、以前V125でここのラインを塞いだことがありましたが、この時はクランクケース内のオイルの雰囲気で潤滑しました、もちろんコンロットのオイルスリットの加工が前提です、この時作ったエンジンは1年後分解しましたが、ビックエンド部の潤滑に問題はありませんでした、しかし今回のクランクシャフトはTTMRCの64.1mmロングクランクですので分解加工は、お客様のOKが出ません、ですのでプランBに変更して、以前行った加工法で作業を進めます。

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68mmのシリンダーに合わせボーリングするとこんな感じです、ベース部分の面積がかなり少なくなっていきます。

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ここの穴がオイルポンプからクランクベアリングに向かうオイルラインです、きれいに楕円穴になっています、奥に蝋の中子が見えるでしょうか、斜めにラインを作ります。

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もちろんベース部分のオイルラインは有りません、以前に加工したKN企画のオリフィスも真っ二つに切削されました、用なしです。

 

 

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