シグナスX
TTMRC RRヘット装着キット
このところTTMRC のRR ヘットキットの問い合わせが多くなっています、キットには腰上だけの物に、クランクを追加するものと多種多様です、ですのであえてキット組ではなく、一つ一つお客様と話をしてオーダーを頂きます。
次はRRヘットのプチ歴史です。G5ヘットからここまで進化しました。
TTMRCの事。
これはRRヘットを3Dプリンターで製作したモノです。台湾のTTMRC社より送られてきたものです、当店の店名を入れてくださいました、うれしい限りです、店内で展示してますので、ご来店の際にはぜひご覧ください、
シグナス ドリブン
今日はシグナスX44Jのリコール作業です。
シグナスX2型、まだまだ人気があります、リコールでの作業でなく、それとは別の部品交換で預かったのですが、PCで車体番号入力すると、リコール対策未実施車両でした、作業ついでにリコール部品を注文です。
リコール未実施の車両がまだ、手元にあるかもしれません、各メーカーのホームページにて確認できますので、一度確認してください、リコール対策できないとメーカーも困ってしまいますし、ましてや大事な自分のバイクですから。リコール対策は買ったお店以外でも実施できますので、お近くのバイク店などに相談してください、また各メーカーのお客様相談窓口でも近くのバイク店を紹介してくれます。
シグナスXのドリブン問題の補足:メーカーではドリブンが回転することで、遠心力によりカム溝に塗布(グリスが入っていく)されるとの事でした、ですから新品を組み付ける場合、このまま(写真の状態)取り付けてくださいとの事です、メンテナンスの時、カム溝にたくさんグリスを詰め込む方がいらっしゃいますが、あまりよろしくないみたいです、レースなど特殊な場合は、溝にグリスを詰め込み変速を遅らせる事が目的で、詰め込むことが有るそうですが、一般公道ではグリスが多すぎて飛び散ってしまい、ベルトやクラッチの滑る原因になる可能性もあります、私は溝にグリス分が全くないのも嫌なので、薄くヤマハ純正グリスを塗布して組み込みます、それとオーバーホール時は、ドリブン内側を確認してグリスが無いようであれば追加し、中のグリスが汚れていれば入れ替えます、長いことメンテナンスしていない車両はグリスが無い場合が多いです、ご自分のスクータを確認してみてください。
シグナスX DOHC 修理
今日は預かっている、DOHC シグナスXのタペットシム選定です、前回点検時はタペットシムの厚みが出回っている物の最小値でかろうじて合わせることができ、今回はバルブ等の交換、加工を考えていたのですが、測定したところ広くなっていました、摺動部の摩耗、バルブシート部の安定?などでしょうか、とにかく助かりました(金額的にも)。このエンジンはとにかく回されているので、13000rpm平気で回すお客様です。
TTMRCより届いた小冊子
TTMRCより小冊子が届きました。
水冷シグナスX コウチャンプ号
コウさんの依頼で水冷シグナスXを製作しました。
水冷と言うことは、ラジエータどこにつけます? との問いに、「前につけます」、とこと むむむ イメージがわかない どうしよう。
コウさんが画像を見せてくれました、あ~なるほど、こんな感じね、簡単でした、前につけました。
つべこべ言わず、まずやってみることですね、再認識!
シリンダーはTTMRC製の水冷シリンダーです、ヘットはKN企画のDOHCヘットです、インジェクターコントローラは aRacer RCmini 5 です、フルコン初心者向けモデルです、(私などのレベルであればこれで十分です、それ以上の高性能モデルは私の能力では無理です)44Jの2型日本仕様なので、aRacer はヘットライトスイッチを追加するだけで正常にに作動してます、台湾仕様はそのままでOKです。以前の仕様からどの位、燃調が変わるのか、興味有るところです、後はコウさんが、スマホとにらめっこです、mini 5 はスマホからの調整で全てできます、空燃比のデーターがリアルタイムに確認でき、その場でスマホを使い燃調を調整出来るのが魅力です。
余談ですが、コウさんは Ameba ブログにこの車両の画像をたくさん載せています、興味のある方は、覗いてみてください、コウワールドに引き込まれますよ。