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GSX-125

GSX-R150 セルモーター不調、始動せず

GSX-R150でよくセルが回らない、バッテリーが上がるとの症状が出ているみたいです、当店のお客様も新車で購入して間もなく始動せず乗れない日々を過ごしたYさんがいます、ネットなどでも幾つとなくそのような症例が見受けられます、対処法として高性能バッテリーの交換などで対応しているみたいですが、新車なのになぜ、GSX-R125より大きなバッテリーが付いてはいるのに、謎です。修理の場合いろいろなアプローチがありまが、手間や部品代など総合して何が良いのか、お客様次第です、今回Yさんが選んだのは、ちょっと手間がかかりますが、費用面で選びました、スクーターのボアアップ車両では、日常的な対処法です。

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この前慣らしが終わったGSX-R150

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セルモーターとエンジンアース部にラインが追加されました

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バッテリーのプラス、マイナスにラインが追加されました

 バッテリーからセルモーターへ行く配線をもう一本追加し、マイナスの配線を追加しました、写真では茶色の配線です、わかりやすくしたのではなく、たまたま配線が余っていたのでこの色になりました、部品代0円です、本来黒色でつなぎたいところですが、そしてプラスの丸端子の所は赤の収縮を噛ませたいところです、配線の太さは2sqぐらいより太ければ十分です、バッテリィーのプラスからスターターマグネチックスイッチ(スターターリレー)そこからセルモーターのプラスへ、マイナスはバッテリーのマイナスからセル近くのM6ボルトのマイナスへ、この3本の配線を繋いで完了です、カウルを外さず出来ました、この作業はYさんが行ったので0円です、この様な症状で悩んでいる方は一度試してみてください、症状が緩和されると思います、万が一症状が変わらなくともアーシングをしたと思ってください、FIは電気大事ですから、一つの事例として紹介いたしました。

 

GSX-125 シリンダー交換

GSX-125のシリンダーのみの交換です。シリンダーの交換であれば、エンジンを下ろさなくとも交換できます。

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エンジン分解の折り返し地点です。

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ピストン装着。

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シリンダー装着、冷却水路は2か所です。

 

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カムタイミングを合わせます。

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バルブクリアランスを調整して終了です。

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分解前についていた状態のプラグです、かなりかぶった状態です、NGKの高級プラグなので、とりあえずそのまま装着、150ECUとインジェクターはさすがに濃いです、バルブ回りにもカーボンが付着しています。

 

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あのカブって顔色の悪かったプラグはどこえやら、新品のプラグのように変わりました、2~3km走行するとこんな状態になります、さすが世界のNGKですね、このままいきましょう。

 

 

GSX-125 クランク交換

GSX-125のクランク交換です、現在クランクの入荷待ちでお客様には待っていただいている状況です、入荷次第作業開始です。今回はその在庫最後の1本の交換風景です。

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左が125のクランク右が150のクランクです。

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左クランクケースにクランクを圧入してクランクのシム決定へと進みます、クランクのストロークが排気量の差になります、シリンダーは125と150は共通ですのでこの違いがエンジン性格を決定します。

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紙ガスケットは両サイドのパッキン2枚その他はテンショナーパッキンだけなので、パッキンはがしが楽です。

 

 

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TTMRCのガスケットの穴は2か所です、これで十分冷却水は循環します。

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カムタイミングはいたってシンプル1番をヘット面、2番から3番矢印まで15ピンです、次にバルブクリアランスの測定でエンジン作業終了です。

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完成エンジンを車体に載せていきます、シリンダーだけの交換であればエンジンは乗せた状態で作業が出来ます。

 

 

 
 
 

 

 

GSX-R125 TTMRC 177ccキット

GSX-R125 TTMRCで発売中の177ccキットの組付けです。

20231123231128.jpgクランクも交換なのでバラバラです、この後洗浄に入ります。
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だいぶ端折りましたが、慣らしのオートチューン終了です。

 

 

Trisity125 カスタム

GSX125のエンジン部品テストの為、エンジンを下ろして分解しているので、現在Tricity125を通勤に使用しています、Tricity125は一通りエンジンのテストが終わり、ノーマル部品を組み替えていますので快適に通勤に使用しています、そこで次なるカスタムのテストを始めました、”コーティング剤は有効かを検証する”です、車とかも高級車などで流行っています、二輪の大型量販店などでもコーティング施工を積極的に行っているようです、私のポジションとしては原付車両なので、自分でできるカスタムを目指しています、そこで原付のコーティングを考えました、一番気になるのが黒い樹脂部分、特に梨地部分の白チャケ感、何とかしたい、普通のワックスでは一雨で落ちてしまい、ドライヤーであぶってはまだらになるし、車などのコーティング剤は鉄ボディーの塗装面に対して良いのはわかるけど、施工を頼まなくてはならず高額になってしまいます。

そうした時にチェーンガレージの津村店長が進めてくれたのが今回試したコーティング剤です、ケミカルの類はあまり信用していないので、とにかくテストします、コーテイングしてから1か月、途中大雨有り、中国からの黄砂あり、大自然の花粉あり、この季節駐車場横のモミジが樹液を飛ばしてきます、駐車スペースは青空駐車なのでちょっと心配ではありましたが、コーティングしてから1か月後、私的には大満足です、これに気をよくして、色の部分もコーティングしてもらいました、マッド色なので大丈夫でしょうか、その状況を後日動画でアップしますのでご期待ください、因みにTricity125は2015年モデルの走行35000kmのちょっとくたびれた車両です。

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解りやすいように半分コーティングしました、白っぽくなるのは、原付の宿命かなと、思いながらのテストです。

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GSX-S125のシリンダーヘットです、ビックバルブに打ち換えました、左側がビックバルブ、右側がSTDです、今回組み立てているのは台湾でテストしていたもので、次の便あたりで在庫分が入荷の予定です、これも早めに組立て時ないと、やること盛りだくさんです。

 

 

GSX-S125カスタムその後の2

GSX-S125をカスタムして通勤時に楽しんでいますが、いよいよ次のカスタムに突入です。

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ビックバルブのセットです。

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ビックスロットルボディーです。

 

 そしてこれらのパーツをインストールするためエンジンを分解しました。

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62mmピストン仕様のノーマルエンジンです。

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今回分解した68mmピストン仕様エンジンです。

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68mmピストン仕様のシリンダーヘットです、かなり無茶な燃調の取り方をしている割に綺麗に焼けている印象です。

 これらのパーツ投入で17Tスプロケットの出番は有るのでしょうか、こうご期待。

 

 

GSX-S125カスタムその後

GSX-S125のエンジンをカスタムして楽しんでいますが、低回転域のぎくしゃくを取りたくて、やりすぎ承知で、手に入れました16Tフロントスプロケットです。

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428-16Tです、あまり流通していないみたいですが、チェーンは17Tはちょっと厳しそうですが、16Tならチェーン調整も出来ました、8000rpm以上はまだ回していませんが、明らかに4000rpmからのトルク感と車速の伸びが気持ちいいです、このトルク感は15Tでは出ていませんでした、ツーリングにはこちらの方が楽かもしれません、明日は今までの気持ちの良い7500rpmからのカムに乗っていくパワー感がどの様に変化するかをテストしてみます、因みに6速ー5000rpmー60Km/hでした(やや上り勾配)4000rpmあたりからのトルクフルなフィール感のまま5000rpmは気持ちいいです、まだまだ続くカスタムです、17Tはすでに手配済み‼
 

エンジンオイル交換

新しく取り扱いを始めたエンジンオイルです、ペトロナスという名前です、マレーシアの国営石油企業です、エンジンオイルはいろいろありますが通勤で使いたくて選びました、値段と性能持続性です、オイルの中にはすごく性能の上がる物もありますが通勤仕様なのでほどほどの選択十分でです、お値段的にも、ラインナップの最高の物ではなくSPRINTA F700 10W-40を選びました、これからテストの始まりです。

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エンジンオイル交換時は1Lではローレベルより下回ってしまいます、カバーには1.3Lと書いてありますから、2L買わないとレベル値に入りません、残りは次の交換まで取っておきますが、1Lにしてもらいたかったなと、高性能エンジンであるが故でしょうか。

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14Tから15Tに交換です、これでパワーバンドに入った時の気持ち悪い加速から解放されます、燃費も良くなるかと思いますが、やっぱり8000rpmからの加速フィールが恋しくなり開けちゃいます、すると空燃比も14.5付近から一気に12.8へ突入です、ま、仕方ないです。

 

 

今まで入れていた某社のオイルが、これもそこそこのグレードですが、400Kmぐらい走行したあたりからなんかパワーが抜けてきた感じが出てきました、これが交換のきっかけです、交換後走行してみるとトップのパワー感が増して、同時に中間回転域のトルク感が出てきたので街中でもパワーバンドに入れなくても、スムーズに走れます、アクセルを開けるのが楽しくなりました、一般的に新品オイルを入れた時はこんな感じですが、中回転トルクが出たのが驚きです、この先どれぐらいでへたり感が出てくるか興味深いところです。

今の通勤車はエンジンをちょっと弄ってあるので、STDのスプロケットギア比では7500rpmあたりから上が気持ち悪い加速をしていたので、フロントスプロケットを1丁増やして、まったり感を出しました、それでも7500rpmあたりからパワーバンドに入ると気持ちの良い加速が続いていきます、小さな排気量のエンジンの面白いところです。

GSX125 新商品なんちゃって

GSXをボアアップした際、ヌ抜け良いマフラーを付けた際、などでマフラーからのアフターファイヤーというよりも爆発音が気になってきます、その時の為防止パーツを揃えました。

PAIRキャンセラーキャップです、マフラー内に空気を送り未燃焼成分を再燃焼させる機構ですが、レースなどで社外マフラーを付けると気になります、排ガス対策の一環なのでお勧めにくいですが使用環境を考えてご使用ください。

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PAIRキャンセラーキャップです。

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繋ぎホースを取り外しそれぞれのキャップを取り付けます。