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今日のPIT

今日はNMAX

今日はNMAXの125ccから、155cc純正仕様のボアアップです、125からお手軽ボアアップです。

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これがネットで良く取引されている125を155にするキットです、ここで間違えてはならないのがECUです年式によって使えませんので販売元へ要確認です、場合によってはECUを捨てることになります、このキットの他にデコンプのシャフト、テンショナーガスケット、サーモパイプのOリングも同時交換したいものです。今回はECUは使えませんでした、国内純正を調達しました。

 

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155のピストンです中央部が凹んでいます、これはシリンダーヘットが同一な為、圧縮を調整する為の凹みです。ストロークは同一です、しかし細かい事を言えばクランクシャフトは、品番が違います、レシプロバランスの違いからでしょうか?

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125、155のシリンダー打刻です。ベースガスケットは同一です、他のボアアップキットにも純正で使用できます、純正は表面コートがしてあるので155の初期にあったフライス傷もカバーできます。

 

 

 

 いよいよ組み付けです。マニュアルに従い組み付けです、もしマニュアルが手元に無い場合は当店のボアアップキットのページに開示していますので参考にして下さい。

 

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こんな感じで組み上げていきます、いつ見てもSTDのシリンダーを見ると綺麗に円周上にピストンの当たりが見えます、普通は縦方向に当たりが付くのですが、これがオフセットシリンダーなんでしょうか、ボアのシリンダーには縦方向のあたりが出ます、シリンダーのオフセット値が変わるのでしょうか?ヤマハは凄い。

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組み終わりしばらくするとFIのチェックランプが点灯調べてみるとP0507、アイドリングが高いとの警告、調整しなおして再始動、問題解決、2019~2020は閾値が狭くなっている気がします2018以前は警告等が点灯した記憶が有りません当初1900rpmでしたので1600rpm付近に調整しました。今回の車輌は2020です。

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当店販売中のOBDⅡスキャンツールです、ECU内部の数値を読むことも出来ますし、FIのチェックランプを消去することが出来ます、最近のチェックランプは修理してもチェックランプが消灯しません、ヤマハ純正のお世話になります、高い整備機器が無い当店では作業時には大変助かります。

 

 

 

今日もシグナス グリフィス

本日のグリフィスはまず、スロットル回りから。

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左がエアロッククスのポート、右がグリファス。

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左がΦ34、右がグリファス。

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メジャーを用意しました。

 次はヘット上部。

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楕円ポートです。

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メジャー用意しました。

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上から見るとこんな感じ、マニとの間はガスケットが入ります、Oリングではありません、現在メーカー欠品中

 

 

 

その他カスタム。

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リアサスは305mmでした。取り付けたのは340mmです

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スロットル全開テスト、Φ34。

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そしてお約束のオートチューン終了からの、セッティングのつめに掛かります、K氏の本領発揮。

 

 

 

今日のシグナス グリファス

今日のグリファスはこんなところです。

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AF2用のセンサーはマフラエキパイから

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強化レギュレーターハーネス

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PCに接続する為のカプラーはメットインから

 

 

 と言ったところで、当店のお奨めパーツです。

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只今、シグナス グリファス 専用パーツ有ります。

WF プーリーキット、WF クラッチキット、TTMRCハイカム#235&#250 特にWFの商品は人気が高く、次回入荷予定が立っていません、お早めにご注文下さい。

シグナス グリファス 改造

国内販売開始間もない シグナス グリファス ですが、早くも改造です。

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あRacer だ!

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KN企画さんのaRacerです、aRacer RC Super2 MGU EBOOST チタンゴールドと言う種類です、長い名前ですが値段も高いが、性能も高い、全てにおいてスーパーです、今回、まだ商品番号も決まっていない新商品をKN企画さんより回していただきました、出来たてほやほやの強化レギュレーターハーネスです、これも同時装着です。

どんなスーパーになるか楽しみです。

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取付が結構タイトです、太いワイヤーハーネスがテールをはめる時ケンカします。取り付け箇所はテールライトの前方です。

 

 
 
 

 

 

 

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シグナス グリファス ご来店

待ちに待った、国産シグナス グリファスが遂に当店にやってきました、当店お客様のK氏ご購入です、早速カスタム開始。

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V125 203ccキットクランク交換

v125の生産終了になり後継モデルが出ましたが、この名車をまだまだ楽しんでいるお客様は多いようです、今回はTTMRC203ccキットで楽しまれていたお客様のエンジン修理です、ビックエンドベアリング破損のため、クランクAssyの交換です、この203ccキットもTTMRCでは生産終了の為、お客様の部品持ち込みでの作業となりました。

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新しいクランクシャフトがケースに収まりました。

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TTMRC8mmロングクランクコンロットがカッコイイ

 

 

本日はお店は定休日ですが、最近エンジンの修理が多いので休日出勤です、エンジン関係の修理、ボアアップ等の作業はこれから12月にかけて多くなりますのでお早めにご相談下さい。

今日はGマジェ

本日はチョット大きなスクータ、定番のダイヤフラムの亀裂です。ここが壊れると加速はメットインジョグの方が早い、いろんなインジェクション機構が存在するんですね、シグナスXで言うところの、台湾仕様の初期のインジェクションのモデルと同じ機構ですね。

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新型 NMAX

今日は国内販売を待たれている新型 NMAX125 を観察しました。

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今までの邪魔になったフレームがありません。それに蛇腹ダクトもありません。そして新たにメットフックが付いています、ヤマハへユーザーの言葉が届いていますと言うことですね。でもパーキングブレーキが欲しかった。

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バッテリーを外してみると見慣れたところにECUが無い、よくよく見るとヘットライト後方に引っ越してました。

 

 

 

 

 

 

走ったルートをロギング出来るんですんね、ヤマハの先進性に驚きます、このシステムはこのNMAXが初めて採用したそうです。

すごく気持ちの良いマシーンだと思います、詳しくは7月発売のモトチャンプをご覧ください。

 

改めて、NMAXのエンジンの凄さ!

先日、エンジンオイル量が極端に少なく(オイル交換を2年ほどしていない)ツーリング途中でエンストし、それでも走り続け、、仕舞にはエンジンかからず、走行不能状態の車両が入庫しました、一般的にはエンジン使用不能、新しい車輌に乗り換えですね、となるのでしょうが、当店は修理業ですので、とにかくエンジン分解に着手、お客様には、治らなくとも分解の工賃は発生する事、エンジン内部の損傷が読めないので、最低限の部品で修理をし、その後の故障に関しては責任は負えない事、などを理解していただき作業しました。

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上から見るとカーボン多いですね。

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エキゾースト側は傷がありますね。

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インテーク側は あ絶句!!

ピストンは見ての通りで、ここまで見るとオークションでエンジンを探し始めるはずなのですが、シリンダーヘット、カム、ロッカ、クランク等々点検するも、使用可能、出費を抑えて組みあがるのではと思い、とりあえずシリンダー、ピストンを交換、丁度中古部品が有ったのでガスケットだけ新品に、組み立て後エンジン始動、異音なし、何もなかったようにエンジンは回り始めました、しばらく様子を見るも問題ないので、お客様に引き渡しです。

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結果的にはこの部品のみ交換しました、この部品とエンジンオイル、クーラントが追加です、シリンダーはピストンのアルミ材が溶着して一部メッキが剥離しています、ピストンは写真のようにインテーク側がいかにも潤滑不足でアルミ部が大きく焼き付いています、熱で変形したピストンスカート部、しかし割れてはいません、コンロットスモールエンド部も損傷無く、改めてエンジンの強さに驚くばかりです、ヘットガスケットも、水漏れなどの形跡は見当たりませんでした、これだけの損傷具合であれば水温もかなり上がっていたはずですが、ますます驚くばかりです。

新しいテクノロジーで開発された “BLUE CORE”エンジン最高です。

 

 

 

2サイクルスクータ

最近2サイクルスクータを乗り始める方が目立ちます。

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今回、お客様が持ち込んだ2サイクルスクータ、JOGZR懐かしのスクータです。

もう製造から20年以上たちますが、手を入れてあげればまだまだ気持ちよく加速します、当時を思い出すも良し、2サイクルを 知らない世代は、新しいエンジンメカニズムを楽しむのも良し、2サイクルワールドが待っています。まだまだ日本の各地には埋蔵金(2サイクルスクーター)が埋まっています、これを掘り起こして楽しもうではありませんか、聞くところによると外国でも、輸出された日本の中古車が高値で取引されているようです、外国からしてみれば、日本はうらやましい限りですね。